僕の失敗。ライフスタイル編。

自己顕示欲と自己承認欲求にまみれた小心者の僕の暮らしぶりについて綴ります。また僕の失敗。マイホーム編も合わせて読んで頂けると幸いです。













simple life style

僕のライフスタイルをここに綴る…

僕の失敗。ある夫婦と僕編。 第1話 『青天の霹靂』

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どうも僕です。

 

皆さんは突然の出会いを大切にしますか?

 

僕は今まで大切にしてきませんでした…

小心者な僕は常に周りを警戒し、疑心暗鬼になり大切な出会いを、そして大切なチャンスを結果的にすべて追っ払って生きてきました。

 

そんなことを繰り返してきた僕はさすがに自分が嫌になり、心底自分を変えたいと思っていたときです…その夫婦に出会ったのは。

 

きっかけは職場でした 

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今から5年ほど前…いやもっと前かな…当時僕は自分を変えたいと思い自己啓発本などを読み漁っていました。

 

出来る人の〜な習慣とか、出来る人の〜なルール的な痛い本をロクに理解も出来ないくせにアホみたく読んでいたんですよ。

 

で、そのなかで印象に残った言葉がありましてね「出来る人は世の中に対して常にオープンである」的な話を読んだんですよ。

 

チャンスや出会いは常に空気中を漂っていて、出来る人はオープンであるからそれらが無限に入ってくるっていう話でしてね…

 

マジかよ!かと。とりあえず”全部通し”でいればチャンスは無限なのかよ!かと。

 

そうか…来るもの拒まずの精神でいれば、大きな出会いやチャンスが舞い込んでくるのか。

 

僕に欠けているものはこれだよ…

 

僕は何でもかんでも噛みついて否定する。これが悪い癖なんだ。とにかく一度受け入れることが大切なんだ。

 

そう思って日々の仕事をしていたらですね…あっ、ちなみに僕の仕事は洋服の販売員です。

 

男「いいですねぇ!その笑顔!」 

 

僕「え…?あっ…いらっしゃいませ…あ…ありがとうございます…」

 

売り場で仕事をしていると突然男が話しかけてきた。特に僕は笑顔でもなんでもなかったのにだ。

 

男「いや〜その笑顔、凄くいいですよ!ちょっと洋服を選んでもらえますか?」

 

僕「はい!ありがとうございます!(なんか怖いな…)

 

歳の頃は30代半ばのやせ型で、身長も低い、そのチビガリ男はよくわからないテンションで僕にズボンを選んでくれと言ってきた。

 

いきなり何なんだ?笑顔がどうとかさ?まぁ、仕事だから接客はするけどさ…

 

とまぁ、そんな感じで接客をして結局その男は何も買って行かなかったんですが、接客中終始僕のことを褒めちぎるわけですよ…

 

もう、この時点で怪しさ満点だったんですが、とりあえず害はなさそうだから普通に話をしたんですけどね、やたらと趣味とか出身はどこかとか聞いてくるんですよ。

 

まぁ、僕も客商売をやって長いんで何となく受け答えしてたんですけど、最後に接客が素晴らしいから名刺をくれっていうんです。

 

名刺を渡すと…

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で、名刺を渡すと名前の読み方とか両親のこととか根掘り葉掘り聞いてくるんですよ…

 

なんなんだこいつ?

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と思いながらも話しているとね…

 

50代くらいのおばちゃんが近づいて来たんですよ…

 

おばちゃん「終わった?」

 

男「うん。終わった」

 

僕「?!」

 

男「私の妻です」

 

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僕「えっ…奥様なんですか!(戦慄…)」

 

男「そうなんです。よく親子に間違われますがw」

 

僕「ははは…(でしょうね!)」

 

ずいぶんと歳は離れているが歴とした夫婦だという…

 

男「そういえば、僕さんのお住まいってどこなんですか?」

 

”そういえば”の意味が分からない…しかも何故どこに住んでいるのか聞いてくる?僕は答えるのが怖かったが、言わないのも不自然なので住んでいる区だけを告げた。

 

僕「◯◯区の方ですよ」

 

おばちゃん「そうなんですか!私たちも◯◯区なんですよ!」

 

なんか嫌な流れだな…

 

男「今度飲みに行きませんか?」

 

おいおいイキなり過ぎないか?

 

僕「ははは…そうですねー(棒)」

 

おばちゃん「それともウチに遊びにきませんか?同じ区なんで近いですよね!私料理が得意なんです!ごちそうさせてください!」

 

何なんだ…?一体何が起こってるんだ?そんな僕の心境とは裏腹に、この親子のような夫婦はグイグイ僕に詰め寄ってくる…

 

僕「あの…有り難いんですが…さすがに今日の今日でいきなりそのようなお誘いをして頂いても…」

 

と僕が言いかけるとおばちゃんが食い気味に言葉を発した…

 

おばちゃん「一期一会って言葉を知ってます?」

 

僕「はい?(会話の流れがおかしいだろ…)」

 

そう言うと、おばちゃんはバッグから自分の名刺を取り出して僕に渡してきた。そして、その名刺には、おばちゃんの名前と肩書きには茶道の講師と書かれていた。

 

おばちゃん「一期一会というのは茶道の言葉で…なんたら…かんたら…」

 

おばちゃんは軽く自己紹介し、一期一会の言葉の説明をし始めた。

 

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僕は適当に相づちを打った。

 

一期一会の意味は説明を聞いてもよく分からなかったが、とにかく僕に縁を感じるから仲良くしましょう的なことを言ってきたのだ。

 

しかし、あまりに展開が急すぎなので正式にお断りすると、その夫婦は残念そうに帰っていった。

 

しかし、なんなんだ?やたらと連絡先は聞いてくるし、強引すぎないか?

 

何が目的なんだ?本当に純粋に一期一会というものを大切にしているだけなのか?

 

僕は若干あっけにとられたが、とりあえずやり過ごせたので、その時は気にしなかった。

 

仕事が終わり、スマホを見てみると…

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その日の仕事を終え、スマホを見てみるとFacebookのメッセンジャーに通知が来ていた。

 

メッセージの差出人はさっきの男…!!

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 メッセージには…

 

『どうも!◯◯です!(男の名前)先ほどはありがとうございました!これ僕さんのアカウントですよね?名刺に書いてあった名前で検索したら出てきました。まずはFacebookで仲良くしましょう!』

 

と書かれていて、友達申請もされていた…

 

おいおい…?

 

グイグイ来すぎだろ…?どういう神経してるんだ?こっちは正式にお断りしてるんだぞ?

 

それにこんなやり口普通じゃないだろ…!

 

なんという強メンタル…!

 

ということを考えているときに僕の頭にこの言葉が浮かび上がった…

 

「出来る人は世の中に対して常にオープンである」

 

 

 

 

僕は次の瞬間にあろうことか、友達申請を承認しメッセージの返信をしていた…

 

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つづく…

 

ということで、本日はここまで!次回またお会いしましょう!

 

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