北海道ではザンギと呼ぶ事もあります
明確な区別があるようでないザンギ。一説によると、醤油タレにつけ込んで片栗粉をつけて揚げるものをザンギと呼称したり、衣に卵を混ぜるものをザンギと呼んでみたりと諸説ありますが、実際のところは北海道では鶏の唐揚げ全般をザンギと呼ぶことが多いと言えます。
今回は正統派のザンギとはちょっと違うかも知れませんが、札幌で美味しい唐揚げを食べられるお店を紹介します。
フレンチパンダ
まず一店舗目は鶏の唐揚げとはかけ離れたイメージの店名の「フレンチパンダ」です。この店は札幌市中央区にあるススキノ地区から幹線道路を一本挟んだ場所にあります。
店を経営しているのは同じビルに入居する、札幌を代表する新進気鋭のアキナガオ氏。気軽にフレンチを楽しんで欲しいというコンセプトでオープン。
基本スタイルはビオワインとテリーヌやキッシュ、パスタやラザニアなど。そして点心料理。ワインと点心は実は相性が非常に良いのです。点心料理は人気中華料理店の布袋から仕入れて提供しています。
店内は木とアイアンをふんだんにあしらったインダストリアルな内装で、全体的に色のトーンを下げていてとても落ち着く雰囲気です。
ここのお勧め料理は何と言っても、布袋から提供されているザンギです。もちろん布袋本店でもザンギは美味しく頂けるのですが、私がお勧めしたいのはワインとのマリアージュを是非とも楽しんで欲しいです。
唐揚げとシャンパン、赤ワイン、白ワイン、どのワインとも相性がとても良いんです。特にシャンパンとの相性は抜群です。唐揚げの新たな境地が感じられることは間違いありません。
グラスワインで500円から、シャンパンで1000円前後から楽しめます。ザンギは3個で580円。ちょっとつまんでワインを飲んで3000円でおつりが来るリーズナブルな料金設定です。
デートにもお勧めなフレンチパンダを是非お試しあれ。
- フレンチパンダ
- 札幌市中央区南3西3−3 Gダイニング 地下1階
- 011−206−7243
- 18:00〜2:00
- 定休日 日曜日 第二月曜日
順和園
札幌市手稲区にある中華料理店。西区西野にある「東方明珠飯店」とは姉妹店になります。この店の特徴は何と言っても、見る者を圧倒させる握りこぶしほどの大きさのある巨大唐揚げです。とにかくデカい。1個100gほどあるそうです。
お勧めメニューはランチメニューの鶏の唐揚げ定食です。この看板メニューの鶏の唐揚げ定食は、先ほど説明した握りこぶし大の唐揚げが8個とスープにサラダ、杏仁豆腐にザーサイと大盛りご飯で780円という驚愕の価格設定。
ほぼ完食は無理と言ってよいほどのボリュームで攻めてきます!ほとんどの人が3つ、もしくは4つしか食べられません。残った分は持ち帰りが出来るので安心してください。
味は秘伝のスパイスが効いていてとても美味。衣はサクッとしていて、中は熱々で柔らかい。香ばしい香りが凄まじく食欲をそそります。ちなみに唐揚げには小麦粉は使用していません!グルテンフリーです!
唐揚げだけの単品料理もあるので、唐揚げとチャーハンや麺類を注文してシェアして食べるのも良いですね。
ちなみにこちらの唐揚げだけをテイクアウトすることも出来ます。値段は10個で900円。私はよくテイクアウトして冷凍保存しています。温かいうちに冷凍すると、解凍後も美味しく食べることができます。
価格帯はランチメニューで780円から950円ほどで、単品メニューでも1000円以内で大体食べる事ができるのでコストパフォーマンスも良しです。
コース料理も一人頭1200円〜1400円ほど出せばお腹いっぱいに食べられます。順和園は本当にお勧めです!是非一度お試しあれ!
- 順和園
- 札幌市手稲区前田4条10丁目3−23
- 011ー676−5811
- 11:00〜23:00(最近は22:00には閉店してしまっているので要確認)
- ランチメニューは15:00まで
- 定休日 水曜日
- 駐車場 あり
以上、札幌で完膚なきまで唐揚げ(ザンギ)を楽しめるお店の紹介でした。
本日も読んで頂きまして本当にありがとうございます!それではまた次回お会いしましょう!
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