マジでヤバい小麦アレルギー
どうも。僕です。
今回は今から8年前に妻が小麦アレルギーで死にかけた話を書きたいと思います。
いやー、ホントにね、小麦アレルギーっておっそろしいんですよ!僕も実際妻がヤバいことになるまでは小麦アレルギーの怖さを知らなかったんですけどね…
なめてかかってたら、アナフィラキシーショックで普通に命を落とすこともありえます。
本当に気をつけてください。
事の発端
妻は、この8年前の事件が起こる前から、実は呼吸が弱まって救急車で運ばれることがしばしばありました。
今考えれば、小麦を摂取した後に運動したことによって引き起こされた「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」だったんじゃないかなって思います。
しかし、その当時は小麦アレルギーなるものを全く知らなかったし、実際に何が引き金になって倒れたのか分からなかったのです。
僕たちはもちろん、救急隊員の方も医師ですら原因を特定することは出来なかったのです。結局色々な病院を渡り歩いたのですが、結局誰も分からずじまい…
もうね…こうなったら大変ですよ…
何きっかけで発作が起きるかわからないんだから、対処のしようがないんです。毎日地雷原を歩くようなもんなんです…マジで。
医者からも「今のところ、出たものにしか対応出来ない」と言われていてどうしようもない状態。
その時は、まぁ発作が出たら出たで、なんとかなるでしょ?的な軽いノリでいたんですが、結果的にはそれが甘かったんです。
僕たちは共働きで、当時僕も妻もちょうど凄く仕事が忙しくてですね、特に僕はちょうど新規店舗立ち上げの仕事をやっている時で現場はマックスに忙しくて休憩すらままならない、とんでもない状況だったんです。
で、そんな状況の中、会社の電話が鳴ったんです。
病院からの連絡
電話に出ると…
看護師さん「◯◯病院の看護師をしている◯◯と申します。妻さんのご家族の僕さんですか?」
僕「…は…はい…」
僕は背中に冷たいものを感じて返事をするのがやっとであった。
看護師さん「奥様が地下街で倒れて、いまこちらの病院に搬送されてきました。」
僕「…!!!」
看護師さん「今から来れますか?」
目の前には死ぬほど忙しい状況が展開されている…とてもじゃないが、普通に考えたら、職場を離れることは出来ない…
いつもの発作であれば死ぬようなことはないだろう…まぁ、そっちで良きに計らっといて(クズ)
…と思ったが後で妻に文句を言われるのが嫌だったので、とりあえず(とりあえずってなんだ!)行くことにした。
僕「今、容態はどういう状況ですか?」
看護師さん「今は処置をしたので一応落ち着いてます」
だったら、やっぱ行かなくても…
僕「…わかりました。今から向かいます…」
僕は看護師さんに言われた病院をiPhoneで検索して、早速向かうことにしたのだが…
ちょっと待て!この状況でどうやって職場を離れるんだ?
うーむ…まずは上司に連絡だ…ちょっと気まずいな…
僕は恐る恐る上司の携帯に電話をした…
上司「もしもし」
僕「おつかれさまです…」
上司「どうした?」
僕「あのー…無理だったら全然いいんですけど…(よくねーよ!)」
上司「なんかあったのか…?」
僕「なんかー、妻が倒れて病院に搬送されちゃったらしいんですけど…で、看護師さんに病院に来て欲しいって言われちゃって…いや、あのぉー、無理だったらいいんですよ?」
上司「はぁぁ?!さっさと行けよ!何言ってんだよ!」
なんか行っていいみたいですねー。なんでちょっと切れ気味なの?僕が悪いの?
僕「はぁ…ありがとうございます(なんで怒ってんだろこの人)」
上司「今、代わりの人間を手配するから、お前はすぐに病院に向かえ」
僕「はぁ…わかりました…じゃあ、お言葉に甘えて…」
こうして僕は病院に向かうことに…
つづく…
ということで、本日も読んで頂きまして本当にありがとうございます!それではまた次回お会いしましょう!
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