そして病院へ…
どうも。僕です。
前回の続きです。仕事がクソ忙しい中、妻が倒れて病院に搬送されたと連絡を受けた僕…
まぁ、死んでないなら別に行かなくてもいいじゃないかな…?
という一抹の思いもあったのだが、上司に報告したところ「さっさと病院に行け!この笹かま野郎!」というお言葉を頂き、その御好意に甘えて病院へ向かうことに…
面倒くs
病院は当時の僕の職場から車で30分ほどの場所にあった。
もうね、妻のことが心配で心配で…途中の信号待ちで2ちゃんのまとめサイトなんかを確認しながら現場に向かったわけですよ。
で、ビルのワンフロアにある診療所的な病院に到着し、名前を告げると奥に通されたんです。
カーテンで仕切ってあるベッドに横たわる妻…顔面蒼白で、完全に生気を失っている…
あれぇ…これって結構ヤバいヤツだった…?
今まで妻が倒れたのを何度か見ているが、これは明らかにヤバいヤツだった。顔色は貞子的な感じの色になっているし、目は死んださかなクン的な目になっている。
目を覚ます妻
僕「大丈夫…?」
妻「…え?(見りゃわかんだろ!だいじょばねーよ!)」
僕「何があったの?」
妻「昼ご飯食べて、会社に戻ろうとしたら具合が悪くなった」
昼食後に倒れた…?何か食べたものが悪かったのか?症状はいつもの通りアナフィラキシーショックである…
僕「なに食べたの?」
妻「サーモンサンド…」
僕「サーモンにあたったんじゃ…」と言いかけたとき…
医者「パンだって!」
遮るようにその場にいたお医者さんが遮るように言った。なぜハイテンションで突っ込んできたのかは未だにわかりませんが、とにかく凄い勢いで突っ込んできました。
その当時は小麦アレルギーに対しての知識がなかったので…
このヤブ医者何言ってんだ?パンで人が死にそうになるわけねーだろ!ボケが!聞いたことないわ!
と心の中で思ったが、さすがにそれを口に出すのは社会人としてどうなんだろ?と思ったのでやめておいたのですが、にわかにパンが原因だなんて信じられない。
ちなみに今回の発作が起きたとき妻の心臓は3回ほど止まりかけたそうです。マジでヘタしたら死ねるヤツですね…
医者の見解
パンが原因だなんて信じられない…だってみんな食ってんじゃん。
そんな超メジャーな食い物でアレルギーが出るんなら大変な世の中になっちゃうじゃんか。
僕「パン…ですか?(何言ってるんだ?この医者は?)」
医者「そう!パン!小麦!間違いない!(半切れ)」
僕「は…はぁ…小麦…ですか?(何故キレる?)」
小麦で心臓が止まりかけるって…マジかよ…?ってか、僕が明らかに医者の診断に疑問を持っている表情を見抜かれたのかしら?
医者が言うには症状とサーモンサンドという今回の状況からして、まず間違いなく小麦アレルギーだと言うのだ。
そのあとも、僕の態度が気に入らなかったのか…
医者「ウソだと思うなら調べてご覧なさいよ!(怒)」
僕「あぁー…は…はい…」
と、結構強めに言ってくる始末…疑っているわけじゃないって!ごめんって!
その日はお医者さんにキレられながらも、お礼を言って終了。
妻は大事を取って、会社は早退。家に送り届けることになったわけですが、どうにも医者の言っていることが信じられない僕…。
何なんだよ…小麦アレルギーって。そんなもあんの?と全く信用してなかったので、お腹がすいたという妻に
クレープを買ってやりました。
…
…
…
ダメだって!!
その後
クレープは何ともなかったんですが、その後、別の病院で小麦アレルギーの検査をしたところ、やはりお医者さんの言う通り小麦アレルギーが発覚。
疑ってごめんねw
で、そこから辛く大変な、僕と妻のグルテンフリー生活が始まったのです。
みなさん…
マジで小麦アレルギーってあるんです。
しかも、アナフィラキシーショックで普通に心臓とか止まりかけちゃうんです。
もし、よく原因がわからないショック症状が出た時は小麦アレルギーも視野に入れて検査をしてみてください。
特に妻もそうだったのですが、小麦製品であるパンとか、麺類が好きな人は気をつけてください…
そして、お医者さんの話はちゃんと聞きましょうww
小麦アレルギーは音もなく忍び寄ってくるんです。妻が死にかけた話がみなさんの参考になれば幸いです。
ということで、本日も読んで頂きまして本当にありがとうございます!それでは次回またお会いしましょう!
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