当初、行先はフランスだったのに…
どうも僕です。
いやー、去年ですねイタリアに旅行に行ってきたんですよ。僕たち夫婦は結婚して９年？あれ？１０年？…まぁいいや…それくらいになるんですが、新婚旅行に行ってなかったんですよ。
僕が仕事の都合でまとまった休みが取れなかったんで行けずじまいでしてね…
で、たまたま去年まとまった休みが取れそうだったんで、遅ればせながら新婚旅行に行こうかって話になったんです。
で、どこに行く？って話なったわけですが、僕たち夫婦は前々からフランスに行きたいと思ってましてね、一瞬で決まったわけですよ。満場一致で。（二人しかいないけど）
フランス旅行がね。
妻は一度フランスに行ったことがあったんで、２回目のフランスはかなり充実した旅になるんじゃないかしらーって思って楽しみにしてたんです。
海外旅行は２回目からが楽しめるって、よく言うでしょ？
で、早速旅行代理店に行ったわけですよ。
状況は一瞬で変わるんです…
とりあえずHISに行って、フランスのパックツアーのパンフレットを物色して、「どこが安いかな？」とか「どのプランが自分にあってるかしら？」なんて色々見てたらね…
一瞬視界の端によぎった「イタリア」の文字になぜかピンと来たんですよ…
パンフレットを手に取ると妻が…
妻「イタリア良いんじゃない？」
僕「イタリアにしよう…（震え）」
何故かその場で即決ですよ…
アホな僕はまた勢いに任せて物事を決めてしまったのです…
もうね、このクセは一生治らないんだろうな…そしてフランスへの想いはどこへいったｗ
っていうか…イタリア…
イタリア…？
イタリアだとッ！！
イタリアと言えば…
ジョジョの第五部！（いや美術とか建築とか料理とか他にもあるだろ…）
これは…もしかして…ジョジョ第５部の巡礼の旅が出来るんじゃああないのかぁッ！？
いや…ちょっと待て…
今、これをストレートに妻に言ったら、間違いなく却下されるだろう…
僕の意見や提案には基本的に妻はいつも「NO!」を突き付けてくる。日本には数少ないNOと言える日本人なのだ…
とにかく僕が言うことは、何事もまず否定から始まるのだ…
一発OKなど出た試しがない！
しかも妻の興味のないことを旅行のテーマにするなど、もってのほかであろう…
よし…とりあえずこれは僕の胸の内だけに仕舞っておこう…気付かれないようにそおっと話を進めるんだ…
僕にはパック旅行はやめて個人旅行にしなくてはいけない理由があった
パンフレットを貰ってから数日後、頃合いを見計らって僕が切り出した。
僕「パック旅行じゃなくて、個人手配の個人旅行のほうがいいんじゃない？」
妻「確かにその方がゆっくり観光できるかもね」
お…意外な反応…これはもしかして上手く話が進むのか…？
妻に話を聞いてみると…
以前フランスに行ったときはパックツアーで行ったのだが、ツアーのスケジュールがあるので観光の展開が非常に目まぐるしく、ゆっくりと自分のペースで観光出来なかったという。
なるほどね…これは上手く話せば個人手配の旅行の方向で話を進められる…
僕には個人手配の旅行にしなくてはならない理由があった。
僕はジョジョ第五部のストーリーに沿ってイタリアを観光しようという考えていたのだ。
その為には妻にまず個人手配の旅行を許してもらわなければならない。
そして、自分で旅を組み立てないと、ジョジョ第５部の巡礼の旅は成しえないのだ。
妻には僕の企みがバレないように、もっともらしい理由をつけて何とか了承を得なければならなかった。
しかし、個人旅行に対しての妻の反応は悪くない…！これはチョロイなｗ
その後、僕は妻の小麦アレルギーを引き合いに出して…
「ホテルの食事がグルテンフリーじゃなかったら困るよねー」とか…
「アパートメントとかを自分で手配して宿泊すれば、自炊が出来て安心だよねー」とか…
個人旅行にする為の、もっともらしい理由をしれっと並べ立てた…
妻「（手配を）やってくれるんだったら、別にいいよ」
僕「うーん…面倒くさいけどやってみるわ…（やったぜ！）」
と、わざと面倒くさそうな態度を演技して、”僕もあんまり気のりしてないんだぜ？でも君の為に頑張って手配するよ？”アピールをして、僕の本当の計画を悟られないようにした。
こうして、僕のジョジョ第５部巡礼のイタリア旅行が計画されたのであった。
つづく…
ということで、本日も読んで頂きまして本当にありがとうございます！それでは次回またお会いしましょう！
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