札幌フレンチの特徴
今回は札幌のおすすめのフレンチレストランを2店舗ご紹介したいと思います。フレンチと言えばソースが命で、イタリアンは素材が命と言われることがよくありますが、札幌のフレンチは北海道の極上の素材を使って作るため、良いとこ取りなフレンチと言えるでしょう。
私は特に魚介類や野菜といった、北海道の特色が色濃く反映されている素材を使った料理はある意味、他の地域のフレンチとは異なる特殊なフレンチではないかと感じています。
それでは順におすすめレストランをご紹介していきます。
レストラン虫狩
札幌市中央区のちょっと外れに位置する開業して約15年になる隠れ家的なレストラン。実はこのレストランのオーナーシェフは私の友人のお父様で、小学生時代はご自宅に泊まりに行かせてもらったり、食事やおやつをごちそうになったりと大変お世話になった方なのです。御馳走になった特製クレープの味は今でも覚えています。
このレストランの一番の名物料理はずばり「アワビのソテー」です。必ず食べてください。アワビと言えばコリコリとした食感が特徴的ですが、驚くことにレストラン虫狩のアワビは、スッ…とナイフで簡単に切れるほど柔らかいです。
食感も柔らかく、咀嚼すると海が凝縮されたような程よい塩みとミネラル感が口の中に広がります。このアワビはシェフが毎朝市場に直接買い付けに行って、確かな物を厳選して提供しているので、まずハズレはありません。
その他の料理も、もちろん美味で基本はフレンチなのですが、どことなくイタリアンの気配を纏った料理もありますので、創作フレンチと言ったところでしょう。
また、シェフの奥様はテーブルコーディネーターとしても活躍されている方なので、料理だけでなく店内の雰囲気、テーブルの雰囲気もあわせて楽しめます。
料金はランチで2000円強からで、ディナーで8000円ほどから用意されていてリーズナブル。是非レストラン虫狩に行ってみてください。料金以上の体験が出来ますよ。
- レストラン虫狩(高橋里美お料理サロン)
- 北海道札幌市中央区南15条西18丁目3-12
- Tel(011)513-3103 Fax(011)513-3104
- 昼 11時30分~14時30分(L.O13時30分)
- 夜 17時30分~22時00分(L.O20時00分)
- 定休日 毎週水曜日
- 駐車場 8台
La Blancheur(ラ•ブランシュール)
北海道神宮のすぐ近くにあるミシュランガイドにも掲載されるほどの実力派レストラン。フランス語で真っ白なという意味をもつ言葉をそのまま店名にしてるだけあって、店内は白で統一されていて、とても心が落ち着きます。
オーナーシェフの中本さんは札幌フレンチの老舗コートドールで料理長を務め、満を持して2010年に同レストランを開業。とても気さくな方で、アレルギー対応も可能な限りしてくれるサービス精神に溢れています。
ちなみに私の妻は小麦アレルギーなのですが、嫌な顔を一切せずに笑顔で対応してくれる神対応ぶり。
このレストランの特徴は強力に新鮮で美味な野菜を道内外問わずに集めて、提供しているところです。聞いたこともないようなマニアックな素材を伝統的なフレンチスタイルで丁寧に調理し食べさせてくれるレストランは札幌ではラブランシュールだけではないでしょうか。
ランチのコース
- 2500円
- 3200円
- 4500円(要予約)
ランチはこの3種類から選べます。おすすめは真ん中の3200円のコースでしょう。メインディッシュが魚とお肉と2種類楽しめます。※サービス料5%別
ディナーのコース
- 5000円
- 8000円
- 10000円(要予約)
ディナーのおすすめは10000円のコースです。少々、値は張りますが初めてラブランシュールの真髄が味わえます。特別な日のディナーにはとてもおすすめです。※サービス料5%別
また、同じ施設にあるカフェsabitaでは、ラブランシュールのマフィンやキッシュが食べることが出来るのでこちらも合わせておすすめ致します。
- レストラン ラ ブランシュール
- 北海道札幌市中央区北1条西28丁目2-35 MOMAPlace 3F
- 011-621-0929
- ランチ / 12:00~13:30(L.O.)
- ディナー / 18:00~21:00(L.O.)
- 定休日 毎週火曜日と不定で1日
- 駐車場 昼 / 1台 夜 / 4台
今回ご紹介した2店舗は、いずれも素材にこだわった素晴らしいレストランです。是非食べてみてください。きっと、北の大地を感じられる新しい感覚に目覚めること間違いなしです。
ということで、本日も読んで頂きまして本当にありがとうございます!
それではまた次回お会いしましょう!
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